「改訂第3版 すらすらと手が動くようになる SQL書き方ドリル」を読みました

まとめると

  • SQLを書いて覚えるためのドリル。穴埋め式のドリルで手を動かして覚える人にピッタリ
  • 練習問題が35問ぐらいあるので、1日1課題ぐらい進めていけば1ヶ月ちょっとぐらいで終わる量になっている
  • 実践編が業務で使われるレベルです、とあるけれどそんなことはないと思う。練習課題でも業務で使える

読んだきっかけ

  • SQLの使い方について、どうやって伝えたらいいのか?を考えた時に知ったから
  • 会社からの宿題になった

読んでみて

ページ数は300ページぐらいあるのですが、ドリル問題が中心なのでページ数は気にしなくて良さそう。図版などの絵柄は可愛らしいのですが、課題そのものは実務的な内容なのでギャップは感じると思います。

問題数が、1ヶ月半ぐらい毎日やつていくと終わる量なので、研修課題にもちょうど良さそうに思いました。難易度も、徐々に上がっていくようになっています。難しくならないか?というとそんなことはなく、最初は「簡単すぎない?」と思っても中盤から、難易度が上がる傾向になります。これは、本書の課題というよりも、SQLの特性かもしれないです(サブクリエリーや、相関問い合わせあたりで、難易度が変わる感じがする)。

SQLを日常の業務で使うエンジニアの人にむているとは思います。 ただ、SQLを集計や解析作業に使う人にも向いていると思います。集計、解析にも使えることが書いてあるので(ウィンドウ関数とかはない)、役立つ1冊だと思いました。

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